ふむふむ   広松木工(click)さんのカタログ(click)
つくっていらっしゃるんですよね。
     
も り   そうですね。
写真もデザインも全部やらせてもらってますね。
(カタログを取り出して)これですね。
     
   
     
ふむふむ   わー、すごいですね。
     
も り   こんなに分厚いのははじめてやりました。
英語で書かずにカタカナで表現したりして
うまくいったと思います。
     
   
     
ふむふむ   (演出のマグカップを見て)
あ、このマグカップは...
     
   
     
も り   そうそう、うちのですね。
僕は基本的に全部私物持込で撮影するので。
家で撮影した写真もありますよ。
     
ふむふむ   森さんは家具のデザインはしないんですか?
     
も り   しないですねえ。
父が家具のデザイナー(click)だからアイデアは出すけど。
あ、あと文句は言うけど(笑)
こりゃ売れねーよ、とか(笑)
     
ふむふむ   わあ(笑)
     
も り   立体に苦手意識があるのかもしれないです。
平面のほうがいいですね。
父親が絵がうまかったから
コンプレックスなのかも。
僕が描いた絵も見せたくないんです。
だから写真なんですよ。
でも父親の実家が写真館だったりして
写真も縁がないわけじゃないんですけどね。
     
ふむふむ   そうだったんですか。

森さんのなかで
部屋を写真に撮るときの
見せる部分と見せない部分の
決まりみたいなものはあるんですか?

     
も り   順光になるほうから撮らないってことですね。
まっすぐ光が当たってしまうから
なんでもない写真になりやすいんです。
できるだけ横からの光が当たるときに撮るようにしてます。
広松さんのカタログは、
もともと家具のカタログで
そういう写真の撮り方をする人がいなかったから
ちょっと他と違っていいねって言われるのは
そこだと思います。

スタジオ撮影の人はとにかく
製品が奇麗に見えなくちゃ仕事にならないから、
影を消すためにいろんな方向から光を当てて撮るんですよ。
だから僕みたいに自然光で家具を撮ったりする人は
あまりいないんです。

     
ふむふむ   ちなみにこの部屋の中だったら
どれくらいのISO感度で撮ってますか?
※ISO感度について(click)
     
も り   んー、400くらいかな。
で、シャッタースピード見てやばかったら
800くらいまでいく。
ただ二コンのD50で800は微妙なとこですねー。
画像が荒れるかもしれないですねー。
     
ふむふむ   そうなんですよ。(ニコンD50は)
800で撮ると(画像が荒れるのが)わかりますね。
     
も り   室内がメインだったらキャノンのほうがいいですね。
     
ふむふむ   あー、そうなんだあ。
(↑少し残念そう)
     
も り   ニコンに比べるとノイズが少ない。
だからD50で撮るんだったら
ISO400にして、
あとはレンズをそれこそF1.4とかで撮ると
すごく明るくなるから、
400でもばっちり撮れると思います。
ただ取材で使うならば単焦点レンズだけで回るのは
結構きついだろうから
ズームのほうがいいと思いますね。
     
    第8回 「マニアックはいいところ」につづく
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