ふむふむ この曲はadvantage Lucyと
一緒に編曲されてるんですよね。
はじめから一緒に作業することは決めてたんですか?
   
HARCO いや、全然。
詞と曲ができた段階では
まだ決まってなかったですね。
実は、はじめは今回のアルバムは
全部自分でアレンジをやろうと思ってたんですよ。
   
ふむふむ あ、そうだったんですか?
   
HARCO そう。
だけど、だんだん自分じゃできないな、って
気が付いてきて(笑)
   
ふむふむ あら、わりと消極的な(笑)
   
HARCO 前から少し感じてたんですけど、
いつでもアレンジもプロデュースも
全部ひとりでするのは
ちょっと無理なんじゃないかって。
   
ふむふむ えー、意外だなあ。
   
HARCO 詞と曲ができあがった時に
さあ、セルフプロデュースで
一からアレンジを考えよう、ってなったときに、
頭の中が真っ白になっちゃうんですよ(笑)
   
ふむふむ あらら(笑)
   
HARCO 両手を広げてみても
手の上に何も乗ってない、そんな感覚で。
この感覚はいつも「気のせいかな?」なんて
思ってたんですけど、
毎回アルバムをつくる度に思うから、
やっぱりこれは気のせいじゃないと(笑)
   
ふむふむ 確信したんだ(笑)
   
HARCO そこで、夏の初めの段階で、
レコーディングする前に
一気にキャスティングを考えて、
今回のアルバムの参加ミュージシャンの
ラインナップになったんです。
で、advantage Lucyは
以前から何かコラボレートしようと
言っていたのもあって。
   
ふむふむ そうだったんですか。
   
HARCO この曲はもともと、テンポももっと速くって、
リズムも8ビートの曲だったんだけど、
advantage Lucyに任せたら、
テンポもグッとさげて、
この感じにしてくれたんです。
   
 
   
ふむふむ アイコさんとツインボーカルですよね。
   
HARCO アイコちゃんの声って、
どこかアンニュイな感じって、いうか。
セクシーな感じですよね。
いや、セクシーって言葉にしちゃうと、
みんながもっと違う声を想像しちゃうなあ(笑)
もっとやさしい感じで。
   
ふむふむ すてきな声ですよねー。
   
HARCO 曲の最後のリフレインは
僕は全く考えてなかったんですけど、
アイコちゃんが考えてくれて、
さすがだなぁ、と思いました。
   
ふむふむ うん、まさに響きあう感じですよ。
歌詞の内容は、また場所というかシチュエーションが
浮かぶような。
   
HARCO そう、コスモスの道っていうフレーズが出てきますけど、
駅から少し離れたら
すぐ田舎になっちゃうような町を想像してて。
   
ふむふむ あ、やっぱり町を想像してるんだ。
ここまでの3曲は町がキーワードですねえ。
   
HARCO そうそう、この歌詞の中で、
後ろから声をかける人はやっぱり
「カーンチ!」って感じで(笑)
※注釈「東京ラブストーリー」
   
ふむふむ あはは(笑)
   
HARCO ダメだ、そんなこと言っちゃダメだ(笑)
   
ふむふむ いや、すっごいわかりますけど、
いつの時代ですか、それ(笑)
   
HARCO ちょっと照れるシチュエーションで、
後ろからイヤフォンを外すんですよね。
   
ふむふむ いいなぁー。
     
    song.4 『バルコニーファーマー』へつづく
     
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