か い   ちょうどロルをはじめた頃に、
京都でTricoroll Books(トリコロールブックス)を、
ひとりで運営している杉さんという
女性と知り合ったんです。
当時、トリコロールブックスは京都で
100%オレンジさんの絵本をつくったりし、
冬野さほさんのTシャツをつくったりしていました。
     
ふむふむ   それはイベントか何かで?
     
か い   そうですね、
BANBINIというレーベルが
やっていたイベントには、
ものづくりやバンドをやっている人達が
集まってきていて、
同世代の人たちと交流を持つことができたんです。
大阪に暮らしていた頃から、
私はトリコロールブックスがすごく好きで、
100%ORANGEさんの同じ本を5冊くらい買って・・・
     
ふむふむ   え!
     
か い   友達の誕生日や好きな人たちに
プレゼントしていたんです。
     
ふむふむ   ほんとに好きだったんですね。
     
か い   そうなんです。
だからトリコロールブックスの杉さんに
「好きなんです!」って言って(笑)
     
ふむふむ   (笑)
     
か い   それで、
「実は私もロル(当時はロルロル)というのを
 はじめたばかりなんですけど、
 納品書の書き方も、
 営業の仕方もわからなくって・・・。
 今度お話を聞かせていただけませんか?」って、
相談してみたんです。
     
ふむふむ   うんうん。
     
か い   そうしたら、
「私もひとりでやっているから
 Tシャツをたたむのや、
 納品作業を手伝ってみる?」
って言ってもらったんです。
     
ふむふむ   意外な展開ですね。
     
     
か い   はじめは気軽に、
忙しい日に1日手伝いに行く、
くらいのつもりだったんですけど、
知りたかったいろんなことが
どんどん覚えられるので、
楽しくなってきて、
正式にスタッフとして入ることにしたんです。
それで昼間はトリコロールブックスで、
夜には祇園の料亭で
働くようになったんです。
     
ふむふむ   祇園の料亭、ってすごいですね。
     
か い   京都の文化にすごく興味があったんです。
それも中学生の時に修学旅行で京都に行って、
憧れてたんです。
最近、中学生の頃書いた将来の夢を
見る機会があったのですが、
「いつか京都に住む」って書いてありましたよ。
     
ふむふむ   ほんとに中学の時の影響が強いんですね。
     
か い   京都に引っ越してすぐにやっていた
カフェのバイトで知り合った方から、
料亭のバイトをやってみませんかと
声をかけていただいて。
ぜひやってみたいです!と、
それまでしていたカフェの
バイトをすぐに辞めました。
     
ふむふむ   いい経験ですよね。
なかなか覗き込めない世界ですもの。
でも、ロルはいつ活動してたんですか?
     
か い   ロルはまだそんなに大きくなかったので、
トリコロールブックスの仕事の合間に
納品や営業をさせてもらっていましたね。
そして、夜は料亭で働いて、
その後に友達とメトロで遊ぶという(笑)
     
ふむふむ   すごいなあ、いつ寝るんですか(笑)
     
か い   若かったからできたことだと思いますよ(笑)
     
第五回 「東京へ」につづく
     
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  『乙女の京都』に続く、
女性のための「東京」ガイドブック。
憧れの都会、華やかな街、東京を、
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