か じ   だから最近では逆に、
「すごくいい歌なのに、こんな情けない歌詞を
歌っているのか…」って、
残念だなあって思うこともあるし、
その逆もあるしね。
     
ふむふむ   あー、そっか、なるほどー。
想像していたイメージと違ったりするんですね?
     
か じ   そうですね。
イギリスではすごくウケてるけど、
日本では何故かあまりウケてない、とか、
そういうことってあるじゃないですか?
     
ふむふむ   ええ。
     
か じ   そういうのに歌詞が関係してることが
大いにあると思うんです。
     
ふむふむ   カジさんの歌詞には
具体的な映画のワンシーンを想像させるようなものも
あると思うのですが、
あれは映画を観ている時に、
「歌詞で使おう」って思ったりするんですか?
     
か じ   うーん、過去にはそういうことも
あったかもしれないけど、
最近はあんまりないかなあ。
でも、歌詞を書きながら、昔観た映画のワンシーンが
頭の浮かんで、歌詞に入れたいなあ、って思うことは
今でもあるかな。
     
ふむふむ   じゃあ、別に観てる時には
意識してるわけではないんですね。
     
か じ   そうですね。
でも、歌詞を書いていて悩んでる時とかは
少し映画でも観て、イメージを膨らませたいなあ、って、
思うこともあるから、
間接的には影響はあると思いますね。
     
ふむふむ   カジさんの曲はタイトルが
日本語と英語の両方ありますよね。
     
か じ   そうですね。
     
ふむふむ   あれはどういう意図で?
     
か じ   それはね、
やっぱり80年代とかの洋楽がすごく好きだったし、
日本盤のレコードを買って、
邦題が付いている感じっていうか。
それは映画もそうなんだけど、
あの感じがすごく好きなんです。
ずっとそのスタイルでやっていると、
なかなかやめたくならないというか、
やめられないっていうか(笑)
     
ふむふむ   やめられないんだ(笑)
     
か じ   逆に邦題だけだと、
すごく居心地が悪いっていうか(笑)
     
ふむふむ   メインは英語のタイトルのほうなんですか?
     
か じ   そうですね。
メインは英語タイトル、って
思ってるとこがあるかなあ。
で、それに邦題が付いてる、っていう。
     
ふむふむ   わかりますねえ。
日本語のタイトルっていうよりは、
“邦題”って感じのタイトルが多いですものね。
     
Story.15につづく
     
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