むふむふ   カキノさんはおいくつなんですか?
     
かきの   ぼくは28です。
     
むふむふ   昭和53年?
     
かきの   そうです53年。
     
むふむふ   なぜ年齢が気になったかっていうと
笑いのセンスに世代を感じるんですよ。
昭和のにおいみたいなものを感じるし、
あんまり若すぎても出せない雰囲気というか・・・。
     
かきの   そうですね。
すんげーベスト10世代(※注1)ですよ。
     
むふむふ   観てましたよ(笑)
カキノさんのサイトのプロフィールを
見たら「石から生まれた」とありました。
※カキノさんのサイトはこちら
     
かきの   あー!
あれはうそっぱちプロフィールです(笑)
     
むふむふ   (笑)
絵はんこ作家として活動を始めてから
5年くらいですか?
     
かきの   そうですね、5〜6年ですね。
     
むふむふ   イラストももちろん描ける方だと思うのですが
はんこの道へ進んでいるのはどうしてなのですか?
     
かきの   芸術系の学校とかクラブとかは行っていないんですよ。
アートに興味があったわけでもないんです。
絵が好きだったわけでも全然ないんですね。
     
むふむふ   そうなんですか?
     
かきの   だから絵を描いていたというわけでもないんです。
     
むふむふ   それでも自分はある程度かけるという認識はあったのですか?
     
かきの   いやー、
誰でも描けるんじゃないかなー。
もともとビレッジバンガード(※注2)で
10代のころから働いてたんです。
お客さん向けにフリーペーパーをつくって
それを大阪で配り歩いてたんですよ。
そのころにいろんな知り合いが増えて
大阪の北浜にある「ワークルーム」というギャラリーで
はんこ教室があるからおいでよ、と
誘われて行ったのがはじめですね。
     
むふむふ   じゃあわりと偶然みたいなもの?
     
かきの   そうですね。
おんなのこがいっぱいの中にひとりまじって
「二度とやるか」と思いながら
はんこを彫ってみたんですけど
完成したら意外とできたんですよ。
     
むふむふ   そうなんですか!
     
かきの   だけどそれを続けることはなくて
で、ちょうど2000年くらいに
大阪でアートマーケットっていう展示イベントがあって
なにかつくってるんだったら出してよって言われて
はんこを出したのがはじまりです。
     
むふむふ   なるほど。
     
    第2回につづく
     
     
※注1   約10年前、千原兄弟・ジャリズム・中川家などの
若手芸人を中心として人気を博した伝説のテレビ番組。
     
※注2   「遊べる本屋」をキーワードに、書籍・雑貨類などを
販売しているお店。意外なディスプレイや店員による
振り切れたPOP解説が有名。
     
   

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【インタビュー全14回】
2006年11月8日 第一回 やってみたら意外とできたんです。
2006年11月9日 第二回 あれよあれよという間にはんこの道へ
2006年11月10日 第三回 カキノジンはosakajinでございます。
2006年11月13日 第四回 郵便局したいんです。
2006年11月14日 第五回 楽しんでくれるかなあっていうのが大事
2006年11月15日 第六回 はんこは残っていきます。
2006年11月16日 第七回 あそびが仕事
2006年11月17日 第八回 はんこをつかったエンターテイナー
2006年11月20日 第九回 所属しなくてもヒントはあります。
2006年11月21日 第十回 絵はんこ作家は物語を書く作家
2006年11月22日 第十一回 はんこをつくってみよう! その一
2006年11月24日 第十二回 はんこをつくってみよう! その二
2006年11月27日 第十三回 押し方ひとつで違った感じに
2006年11月28日 最終回「ガリガリ絵はんこ帖」出版記念イベントに潜入!