むふむふ   ホームページに
ちょっとしたしあわせを
届けられるようなことがしていきたいという
メッセージが書いてありました。
     
かきの   あー、はいはい。
えーと、まず
自分のためにはんこをつくっている
わけじゃないんです。
自分がつくりたいから作品をつくってるっていう
わけじゃぜんぜんないんです。
たぶんそこは他のアーティストさんとは
違うとこだと思います。
     
むふむふ   そうなんですね。
     
   
     
かきの   書きたいと思って書いてるわけじゃないしね。
こうすればよろこんでくれるかなあとか
楽しんでくれるかなあっていうのが大事なんです。
     
むふむふ   なるほど。
     
かきの   値段のつけ方も他の作家さんとぜんぜん違うと思うし。
ひとつの作品で何万とかするのって
大っキライなんです(笑)
だいたいみんなはそういう値段にしてますけど。
     
むふむふ   おー!
     
かきの   まあ、しゃーないっていえばしゃーないと思うんですけど
もっとお客さんを選ばずに年齢層とかも選ばずに
パッとみて楽しんでもらえるのがいいのかあと思って。
だから図柄とかも
日本人ならおそらくどっかしらDNAに記憶しているであろう
懐かしい絵を選んでやってるし。
     
むふむふ   なるほど。
そういう懐かしさみたいな感じが
カキノさん自身も好きなんですか?
     
かきの   それはもちろん。
どっちかっていうと
ぼくはつくり手というより
企画してあとは誰かにまかせたりするほうが
あってると思うんです。
     
むふむふ   自分の表現欲求を満たすため
っていうわけではないんですね。
     
かきの   そうですねー。
お金をもらうじゃないですか。
     
むふむふ   ええ
     
かきの   そのもらったお金の分は最低でも
たのしんでもらわなあかんなって思うんです。

だから値段をそれほど高くしてない
っていうのもあります。

はんこ教室をやっているのも
そういう理由がおおきいです。

いろんな人がはんこ、自分の名前の印鑑とかをつくって、
たのしんでもらえたらなと思ってます。
意外にかんたんにつくれるんですよ。
だから教室も多くやってるし
行けるとこは行こうと思って
こないだも九州へ行ってきたんですけど
いろんなとこでやりたいっていうのはあります。

     
   
     
むふむふ   今は教室は九州が多いんですか?
     
かきの   いやいや、基本的には関西。
     
むふむふ   九州ってなにかきっかけがあったんですか?
     
かきの   たまたま京都で福岡の人と出会って
で、九州で教室やったことあるんですかって聞かれて
ないです、と
そしたら来る?って言われて
はい、って。
     
むふむふ   またそんな感じなんですね(笑)
偶然が(笑)
     
かきの   たぶん、偶然じゃないんだとおもうんです。
話をしていくとそこかしこで繋がってますもん。
     
むふむふ   東京のほうは?
     
かきの   よく行ってますよ。
     
むふむふ   東京では関西の感覚ってどうですか?反応は。
     
かきの   受け入れられてると思いますよ。
日本だったらたぶんどこでもいけます。
海外でもやりたいですけどね。
     
むふむふ   海外、おもしろいかもしれないですね。
     
かきの   はんこ文化がないところでやってみたいんですよ。
印鑑文化としてあるのは
日本、韓国、中国くらいなんでね。
あとはぜんぶサインですから。
普通のスタンプ的にはあるんですけどね。
そういうところでやりたいっていうのがあって
来年くらいには行けたらいいなあって思ってます。
教室もむこうでもしたいですし、
英語のサイトもつくろうと思ってます。
     
    第六回につづく
     
     
   

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【これまでのインタビュー】
2006年11月8日 第一回 やってみたら意外とできたんです。
2006年11月9日 第二回 あれよあれよという間にはんこの道へ
2006年11月10日 第三回 カキノジンはosakajinでございます。
2006年11月13日 第四回 郵便局したいんです。
2006年11月14日 第五回 楽しんでくれるかなあっていうのが大事