むふむふ   はんこってデジタルが普及した現代でも
アナログのまま残ってますよね。
この先も残り続けると思いますか?
     
かきの   印鑑ですか?
     
むふむふ   そう印鑑。
     
かきの   なくなると思います。
インターネットもありますし、
もう銀行も印鑑なしで
口座つくれるようになってますし。
たぶんなくなっていくんちゃいますかねー。
     
   
     
むふむふ   そのへんはどういうふうに思いますか?
残していきたいと思うか、自分も何か姿を変えて
ちがうものをつくるか。
     
かきの   ふつうの印鑑としての形は
なくなっていくかもしれないですが
はんこ自体は根付いてるし、
あそび的な感覚は残っていくと思います。
そこの広がりをぼくはみせていけたらいいなあ
って思います。
こんなのもあるぞ、とか
もっとこういうふうにしたら楽しいぞ
とかっていう感じで。
     
むふむふ   これだけ科学が発達してるのに
はんこって自分の名義や責任を
表現してるじゃないですか。
     
かきの   そうですね。
     
むふむふ   なんだかそこになにかすごい力が
存在してるような気がするんですよ。
     
かきの   歴史的な背景もあるんじゃないですかねえ。
中国から入ってきたものなので。
     
むふむふ   なるほどねー。
     
かきの   はんこは残っていくでしょう。
間違いなく。

情報社会になって便利にはなってきましたけど
人のあたたかさみたいなものを伝える手段として
はんこや手紙っていうのは残っていくだろうし、
またそういうものがあらためて
大切にされるようになりつつはあるように思いますね。

     
   
     
むふむふ   時代がめぐってるのかもしれないですけど
だんだん自然志向っていうか・・・
     
かきの   ただこれはブームだとぼくは思ってます。
これが根付くかどうかはこれからだと思いますね。
     
むふむふ   インターネット上にカキノさんのサイトがありますよね。
     
かきの   ありますね。
     
むふむふ   カキノさんはインターネットを
どういう風につかっていきたいと思ってますか?
     
かきの   ひとつのツールとして考えてるだけですね。
ぼくは販売をインターネットでするつもりは
全くないですし。
     
むふむふ   そうなんですか?
     
かきの   はい。
一個一個違うものなので
実際に見て、押してみてほしいと思いますね。
展示をする場合も
「好きに押して帰ってー」って
かたちでやってますし。
その展示をどこでするかとか
ぼく自身の紹介みたいなことを
インターネットをつかってやってます。
     
むふむふ   インターネットがすごく重要というわけではなくて
ひとつの道具なんですね。
     
かきの   いや、重要だと思いますよ。
だけど実際会って、見てっていうのは大きいと思うし、
そこをなくしてネットだけっていうのは違うって思うんです。
     
むふむふ   そういう実際の活動を前提として、
インターネットというツールもはずせないと。
     
かきの   そうですね。
近くに住んでいたらここにも来れるんですけど
地方に住んでる方は情報も届きにくいでしょうし
そういう人たちのためにもホームページならではの
おもしろいこともしていきたいなあって思います。
     
    第七回につづく
     
     
   

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【これまでのインタビュー】
2006年11月8日 第一回 やってみたら意外とできたんです。
2006年11月9日 第二回 あれよあれよという間にはんこの道へ
2006年11月10日 第三回 カキノジンはosakajinでございます。
2006年11月13日 第四回 郵便局したいんです。
2006年11月14日 第五回 楽しんでくれるかなあっていうのが大事
2006年11月15日 第六回 はんこは残っていきます。