かきの   (作業の前にオリジナルのエプロンをつけるカキノさん...)

まずは下絵を用意して、
石の印面(はんこを彫る面)を紙やすりで整えます。

それから下絵を石に転写していく作業にはいります。

下絵をコピーした紙を
印面のちょうど真ん中に入るようにして
テープで止めます。

で、これからどうしていくかと言いますと
この黄色のマジック。

     
むふむふ   ん!?なんだろ。
     
かきの   これを上からささーっと塗っていくと、

     
むふむふ   うわあー!写ったー。

     
かきの   コピーのトナーが油性マジックのシンナーで溶け出して
自動的に転写するということです。
これははんこ界に伝わる昔からの伝統の技ですね。

これで絵も文字も自動的に写ります。

     
むふむふ   うわーっ、すごい。
     
かきの   これいちばんの見せ所です(笑)
     
むふむふ   これはすごい。
     
かきの   なぜ黄色かというと
石自体に色も写ってしまうので
いちばん薄い黄色をつかうんです。
     
むふむふ   なるほど。
     
かきの   このマジックがいちばんやりやすいんですが
最近あまり見かけなくなったかもしれません。
しかも黄色なんてあんまりふだん使わないので
もしこのマジックの黄色を持っている人がいたら
その人ははんこ彫りだと思ってもらっていいです。
まちがいない!(笑)
     
むふむふ   (笑)
     
かきの   手で持って彫ることもできるんですが
印床(いんしょう)と呼ばれる
はんこ専用の万力にはさんで彫っていきます。

     
むふむふ   はい。
     
かきの   彫刻刀も石を彫る専用の印刀(いんとう)と
呼ばれるもので彫っていきます。

まずは広いところから彫っていきます。
まずは漠然と。

ガリガリ、、、

ガリガリ、、、

道具も全部生徒さんと同じものをつかっています。

ガリガリ、、、

ガリガリ、、、

教室のときは好きな図柄を描いてきてもらって
それを元にてをいれてやっていきます。
かわいらしい図柄が多いですね。
クローバーとか
動物とかですね。

ガリガリ

石の柔らかさがわかっているので
ザクザクいきます。

ザクザク

さすがに生徒さんはここまではザクザクは彫れないと思います。

     
むふむふ   そうですよね。
     
かきの   一応ホリプロなんで(笑)
     
むふむふ   (笑)
ホリ(彫り)プロね(笑)
     
かきの   細かいとこはいちばん最後に。
     
むふむふ   え!?最後まで彫刻刀一本でいくんですか?
     
かきの   いきます。
生徒さんはもう一本
ちいさくて尖ってるのがあるんですが
ぼくは使わないです。

ガリガリ、、、

     
むふむふ   どうやってそんな細かいのを彫っていけるのかなあ。
     
かきの   えー、それはですね、

"石の声を聴くような感じ"ですね。

     
むふむふ   おおーっ!!
     
かきの   イタイイタイッ!!って言うてますから(笑)
     
むふむふ   (笑)
     
    第十二回につづく
     
     
   

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【これまでのインタビュー】
2006年11月8日 第一回 やってみたら意外とできたんです。
2006年11月9日 第二回 あれよあれよという間にはんこの道へ
2006年11月10日 第三回 カキノジンはosakajinでございます。
2006年11月13日 第四回 郵便局したいんです。
2006年11月14日 第五回 楽しんでくれるかなあっていうのが大事
2006年11月15日 第六回 はんこは残っていきます。
2006年11月16日 第七回 あそびが仕事
2006年11月17日 第八回 はんこをつかったエンターテイナー
2006年11月20日 第九回 所属しなくてもヒントはあります。
2006年11月21日 第十回 絵はんこ作家は物語を書く作家
2006年11月22日 第十一回 はんこをつくってみよう! その一