イントロダクション

誰にでも扱えて、誰もが知っていて、誰にでも身近なもの
特定の形があるにもかかわらず、
人の書く字はどれも個性に満ちあふれている。

 

たとえば1つの文字を選んで、10枚紙に書いてみる。
綺麗なもの、バランスの良いもの、すこし失敗してるもの・・・
その中から1番自分らしいと思うものを1枚選んでみようと、
「ん〜」と顎に手を当ててみてしばらく。迷いながらも1枚を手にした。

 

自分らしさって何だろう・・・と尋ねられたとき、
明確な回答を見つけるまでにどれだけ時間がかかるだろうか
字を書く事によって見つけられた“自分らしさのかけら”、
いったいなぜその1枚が自分らしいと感じたのだろう・・・
その感覚にふれ不思議な気持ちになった。

 

意味を持ち、意思を伝える文字、不思議でいてだけど身近な「字」を扱い、
体全体を使って紙に書く。「書」という表現を通して見つめているもの、
感じているもの、書家の華雪さんへのインタビューは近日スタート!