聞き手:ウチタカヒデ 
ウ チ 今後の活動予定をお願い致します。
   
片 寄 来春のDVDのリリースの他では、
いくつかコンピレーションに参加したのものが
リリースされます。
またMySpaceを始めてから海外からのリアクションが
凄く沢山あって、いくつかのグループとの
固いコネクションが出来きたんですけど、
実際にカリフォルニアのMattson 2 という
21歳の双子のグループから
僕らの音楽を凄く気に入ったので、
Chocolat&Akitoとコラボレーション・アルバムを
作りたいという話が来てます。
その話をもらったのが、夏くらいだったんですけど、
彼等が来日したり、僕らがサンフランシスコに行ったりで、
もう7、8曲作っていますね。
彼らはジャズ的なインスト・デュオなんだけど、
そこに僕らがファンキーかつ
メロウなメロディーを乗せることで、
非常に新しい、聴いたことのない音楽になるんです。
歌詞も日本語のほうがいい、というオーダーなので、
僕が書いています。
まるでひとつの新しいバンドを創っているような、
ワクワクした気持ちですね。
   
ウ チ それはプリプロ段階ですか?
   
片 寄 そうだね。
まだ本格的なレコーディングには入っていないんだけど、
多分Mattson 2 meets Chocolat & Akitoみたいな名前で
出ることになると思います。
彼等もまだアメリカではデビューしていなくて。
来年ジャック・ジョンソンの
ブラッシュファイアーというレーベルから
正式にデビューが決まっていて、
その後に僕らとのアルバムを出すと思います。
   
ウ チ それは日本でもリリースするご予定もあるんですか?
   
片 寄 今のところ海外での話しか出ていないので、
日本で出るのか分からないんですけど(笑)。
   
ウ チ すると、逆輸入みたいなカタチで
Chocolat&Akitoのコラボ・アルバムが
聴けるかも知れませんね?
   
片 寄 そうかも知れないね。
今カリフォルニアには
面白いポップ・シーンがあるんです。
例えばRubiesっていう女の子3人組のグループがいて、
彼女たちともmySpaceを通じて親友になったんだけど、
メインの女性はFeistの最新アルバムのデザインなども
やってるんです。
元々はCall and Responseというバンドを組んでいて、
それをストップさせて新しく始めたプロジェクトで、
凄い僕等と音楽性が近いというのかな。
みんな30代初めでファンキーなAORやゾンビーズ、
フリーデザインとかが大好きだったりするんだけどね。
   
ウ チ それは珍しいですね(笑)。
   
片 寄 そうそう、AORが真剣に好きなアメリカ人になんて
会ったことがないからね(笑)。
この間彼女たちが来日して一緒に遊んでいる内に、
あまりに音楽性が近いんで驚きましたね。
どうやらカリフォルニアにはそんな、
僕らと共通する感性のグループが
次々出始めているみたいなんです。
   
ウ チ レコードショップでチェックするアーティストが
凄く似ているとか?
   
片 寄 そう。
お互いにミックス・テープを交換したりすると、
ビックリするくらいテイストが近かったりして。
あと彼女達のアルバムには
Kings of ConvenienceやFeistも参加していて、
彼らとも凄く仲が良いんです。
だから、アメリカに限らずそういう人達が持っている
独特の雰囲気、なんというか、
アコースティックでメロディアス、
それにどこかファンキーな要素もあるみたいな。
そこがChocolat & Akitoとも
リンクしているんじゃないでしょうか。
2008年はそうした
ワールドワイドなポップ・シーンの新しい動きも
楽しみにしたいですね。
     
    おしまい
     
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