2006年10月19日更新
こうだ   実際独立をするとなると
糸の量とか
全然つかう量がちがうから
さて糸をどこで買いましょうかって
なったときに
買うところがないんですよ。

それでどうしたかっていうと
ぜんぶタウンページで見て
一軒一軒でんわしたんです。

     
ふむふむ   タウンページかあ。
     
こうだ   そう。
そしたらね、
中にはしんせつな人がいて
なに?なにやるの?
じゃあちょっと来なさいよって。

で、そこのお店に遊びに行ったら
糸にはこういう種類があって
糸の呼び方はこうやって呼ぶんだよ、とか
あなたはどういう生地を使って
どういうものをつくりたいの?
って話になって。

実は帆布をつかってかばんをやりたいんだって
言ったら
じゃあこの糸がいいんじゃないのって
教えてくれるんです。
それ以来ずっと
いまだにそこの糸屋さんで買ってますよ。

     
ふむふむ   へぇー、そうなんですねぇ。
     
こうだ   だから金具とかもね、
タウンページと
あとは浅草橋を歩いて
一軒一軒まわって。
親切な対応をしてくれるとこに
話をきいてね。
やっぱり
いまだにそこで買ってる。
     
ふむふむ   基本はタウンページなんですね。
     
こうだ   そうですよ。タウンページ(笑)
     
ふむふむ   お友だちのかばん屋さんに紹介してもらったり
しなかったんですか?
     
こうだ   それはね、彼がやめろって言ったの。
つてを紹介すること自体はいいんだけど
そうしちゃうと
うちと同じになっちゃうでしょ、
だからおまえは自分で探せ
って言われて。

最初カチンときたけど
でもやっぱりやってみて
あ、そうだなって思った。

     
ふむふむ   うんうん
     
こうだ   なんかちがうルートでやるっていうことは
新しい人脈ができていくし、
友人とも
ちがうものづくりの方向にいけるしね。
生地が同じだから
へたすりゃ似ちゃうんですよ。

その友人っていうのがS帆布さんなんですけど
やっぱりS帆布さんってね
今思うとすごいデザイナーさんだし、
やっぱり目の上のたんこぶっていうか(笑)

     
ふむふむ   はじめから自分のスタイルを
貫いたほうがいいという
アドバイスなんですね。
     
こうだ   そう。
結果的にはね、すごいよかった。
     
ふむふむ   なるほどねー。
     
こうだ   でもね。
もうひとつのルーツが
あるんです、ぼく。
     
    第6回につづく
【これまでのインタビュー】
2006年10月13日 第1回 「月サンのかばん屋」
2006年10月16日 第2回 「100個つくって1個残れば」
2006年10月17日 第3回 「かばん屋さんになるきっかけ」
2006年10月18日 第4回 「職人じゃなくてお店がやりたい」
2006年10月19日 第5回 「基本はタウンページで」
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こうださんのかばんのなかには、一点ものの商品や手づくりのためご注文からお渡しまでお日にちをいただく商品もあります。KO'DA-STYLEのホームページに詳しい商品情報が掲載されていますのでぜひご覧ください。

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