聞き手:ふむふむの森
ふむふむ
ポップミュージシャンっていうのは
クノくんにとってどういうイメージなんですか?
ク ノ
それは最近よく考えていることなんですけど、
僕にとってはポップっていうのは
ジャンルじゃないような気がしてるんです。
ふむふむ
ああ。
ク ノ
どんなジャンルの音楽をやったとしても
キャッチーであるべきだし、
印象に残る楽曲であるべきだと思うんです。
そんな気がするんですよね。
ふむふむ
やっぱりそういう音楽が好きなんですね。
ク ノ
うん。
すごく凝ってるものを好きなんですけど、
キャッチーじゃないものは最終的には
大好きとはいえないのかも。
ふむふむ
デビューの頃の曲はポップで明るい曲、
という印象だったのだけど、
シングル
「ロッテンピーチ」
あたりからは
ロックなサウンドになってきましたよね?
ク ノ
そうですよね。
そこは触れないといけないですよね(笑)
ふむふむ
そうそう、気になってたんですよ。
すごく男らしくなったなあ、って
感じてたから。
ク ノ
きっと、あれは考えてやった作品だ、
と思ってるんですよ。
ふむふむ
考えてやった作品?
ク ノ
なんていうか、
今までの流れから自然と出てきた作品では
なかったんです。
ふむふむ
へえー。
ク ノ
たぶん聴いた人は「変わったな」って
思ったと思うんですよ。
ふむふむ
うん、思った、思った。
ク ノ
はじめに
「ポータブルポップミュージック」
で
デビューした時はキラキラしたサウンドでデビューして、
次に
「つよがりドライバー」
をつくって、
その後、「ロッテンピーチ」で
ロック的なものをうまく取り入れられたなあ、
と思いますね。
ルーツとしてビートルズあたりの
ロックも通ってきてますし。
広く届けるためにはどうしても
パワーは必要なんじゃないか、と、
あの頃は思ってたんですよね。
ふむふむ
パワーかあ。
確かにクノくんが自分自身を奮い立たせるように
つくったのかな、なんて勝手に思ってたんですけど。
ク ノ
そうなんですよー。
ふむふむ
がむしゃらに進んでいく感じが出てる曲ですよね。
ク ノ
そうですね。
強くなりたかったんでしょうね(笑)
ふむふむ
ロック=強い、みたいな(笑)
ク ノ
まあ、バカっぽいんですけど。
ふむふむ
あはは(笑)
ク ノ
きっとそういうタイミングだったんですよ。
いろいろ経験して、
きちんと自分を伝えたいな、って思ったときに
やっぱりロック的に要素も持っている、っていうことは
伝えたかったんですよね。
episode3『 ロックの人じゃない、かも』へつづく
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