くるみの木は奈良に20年以上も前からあるカフェです。

最初にその名前を聞いたのは数年前のこと。ある雑誌の特集でお店が紹介されていたのです。「なんて素敵な響きだろう」と思っていたら、この手の話題に敏感な友人たちもそろって「日本の北欧が奈良にあるらしい」と言って盛り上がっていたのをよく覚えています。

折しも世間ではカフェブームが巻き起こっていた時期。
カフェが流行したのは、雑貨がそうだったのと同じで、もしかするとごく自然なことだったのかもしれません。 でも、街にあふれはじめたカフェを見て、どこかブームに便乗しただけのお店があるように感じることもありました。

そのなかでもくるみの木は、人であふれる街なかにお店を構えたりせず、カラフルでもシックでもないけれど心が落ち着く自然な佇まいで、しかも20年以上前からそこにあったというのです。

くるみの木は、そんなふうにどこかほかのカフェとは違う雰囲気を感じさせる素敵なお店です。今回はふむふむの森がくるみの木に訪れ、その魅力を探ってみようと思います。