聞き手:ふむふむの森 
山 崎 その後は自分たちでイベントを企画したり。
   
ふむふむ あ、自分たちでやったんですか?
   
山 崎 結成が97年の5月で、
97年の12月が3人しかお客さんがいなかったライブ、
98年からはずっと制作をして、
99年に『ここだよ』とか、
それまでカセットで販売してた
曲をまとめたCDを出したり。
そして2000年の10月に『空間』っていう
イベントをしたんです。
   
ふむふむ そのイベントはどんなイベントだったんですか?
   
山 崎 私達が一切前に出ないライブでした。
   
ふむふむ おもしろいですね。
   
山 崎 でもその当時はおもしろがってくれる人もいたけど、
ほんとに賛否両論で。
   
戸 川 やったことはすごいよかったんだけど、
自分たちがやりたい世界に対して、
自分たちの表現できる限界があったので、
理想には届かなかったですね。
でもやったことはよかった。
   
ふむふむ あんまり他にはないスタイルですもんね。
会場の雰囲気ってどういう感じだったんですか?
   
戸 川 僕達も舞台裏で演奏してるので、
見てないんですよね。
   
ふむふむ そっか、
お客さんがメンバーを見れないということは、
メンバーもお客さんを見れないんですもんね。
お客さんに見せてる絵も見れないんです。
だから裏方に近い感覚だったんですよ。
   
山 崎 でも舞台裏でメンバーは
輪になって演奏してたんですけど、
そこにカメラが入って、
映像はお客さんに見えるように
スクリーンに映したてたんです。
   
ふむふむ あー、なるほど。
   
山 崎 1日3回公演でやってました。
   
ふむふむ 多いですねー!
   
山 崎 1回のライブ自体が短いんですよ。
20分から30分くらいしかなくて。
ライブ以外にも絵の展示スペースや
お茶が飲めたりとか、
いろいろあって、決まった時間になると
案内が流れてライブが映像で観れる。
   
ふむふむ へー!おもしろい。
斬新ですねー。
   
戸 川 斬新な人たちではなかったんですけどね(笑)
   
ふむふむ (笑)
   
戸 川 みんなでファミレスで話してるうちに
どんどんそんな方向へいってしまった。
   
山 崎 スケジュールとか音の感じとかの
打ち合わせはかなりしましたね。
   
ふむふむ 空気公団はスケジューリングから入るんですか?
   
山 崎 それは今もそうですね。
思ったことをすぐに音や絵などに
してしまうのが、嫌なんですよ。
頭の中で練って練って、もうこれしかない、
っていう状態にしてから
ポンって出した方がいいんです。
歌詞とかもそうなんですけど、
突然電車とかで思いついたフレーズを
書き出してしまうと、
もう、それになってしまう。
   
ふむふむ うんうん。
   
山 崎 だからなるべく書かないで、
溜めて溜めて、考えて考えて、
この言葉かも、っていう状態にしてから
書くんです。
   
ふむふむ 仕上がるまで出さないんだ。
   
山 崎 うん、ラフ案をつくりたくない、
だからデモをつくるのもほんとは嫌だよね?
   
戸 川 ほんとはね。
   
ふむふむ へー!
あ、じゃあ、はじめから本番の形にしたいんだ。
スケジュールも歌詞もきっちりなんですね。
   
山 崎 ものをつくる、っていうのは無限じゃないですか。
   
ふむふむ ええ。
   
山 崎 だから壁をつくる、というか、
期日を決めると。
それ以上はできなくなりますからね。
     
    no.04「10周年」につづく
     
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空気公団イベント
「空装」
2008年1月5日(土)、6日(日)
東京芸術劇場 小ホール2
 第1回 5日(土) 18時開場/19時開演
 第2回 6日(日) 13時開場/14時開演
 第3回 6日(日) 17時開場/18時開演
 全3公演
チケット/ 当日 5,500円(税込、整理番号有り)
※整理番号順のご入場となります。
※当日券は各回開場の1時間前から販売致します。
お問合わせ 空気公団『空装』事務局
        080-6709-6149
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