かおり   二人に会ったときに
元々私がオシャレだと思って
聴いていたような音楽を
そう思って聴いてないことに
とてもショックをうけたんですよ。
     
むふむふ   一般的にはボサノヴァとかって
オシャレな音楽というイメージがありますもんね。
     
そめや   僕らはオシャレかどうかっていうのはどっちでもよくて
いい曲かどうかというようなのが重要なんですよね。
     
かおり   確かにもっとシンプルに考えてみたらそうだなあと思って。
それまではオシャレだからいいのかなと思っていたけれど、
どうしてこの曲をいいと思うのか、っていうのを
考えるようになったんですよね。
     
むふむふ   なるほどね。
     
   
     
かおり   それで二人の会話とかきいて
音楽の聴き方が変わりましたね。
     
むふむふ   上辺だけのかわいさとかオシャレさではなく
曲の良さや本質的な部分が見えてきたんですね。
     
かおり   女の子にはそういう聴き方っていうのは
なかなか難しいっていうか
男の人特有の感じに影響を受けましたね。
     
そめや   僕も永井や香保里さんの
ものの見方っていうのは
すごい影響うけましたね。
     
むふむふ   どういうところですか?
     
そめや   ものを並列的に見るところですね。
     
むふむふ   例えばどんなことですか?
     
そめや   例えばスタジオに2千円のギターと10万円の
ギターが置いてあっても、
ちゃんと音を比べるような。
この人たちはどんな安物でも、
良いと思ったものならば「良い」と
言ってしまう強さがあって。
二人ともそういう人だから。
そんな若者らしからぬ態度にすごく感化されました。
     
むふむふ   はいはい。
     
   
     
そめや   そういうふうに考えれば
世の中もうまく生きていけるかなって。
     
むふむふ   ものの本質的な部分を見るってことですよね。
永井さんは何か影響はありましたか?
     
ながい   僕はもう初めて会ったとき
染谷先輩みたいな人種と接したことがなかったので
ほんっとに衝撃だったんですよ。
     
むふむふ   どういうところですか?
     
ながい   まあ、すべてのものの考え方とか、
周りを見下す感じとか(笑)
     
全 員   (笑)
     
ながい   それは冗談ですけど(笑)
すべてほんとに一言でいえないくらいの影響うけてますよ。
     
   
     
むふむふ   それすごいですね(笑)
今も先輩後輩みたいな関係なんですか?
     
ながい   いや、それはないですね。
でも、ほんと変な人ですよ。
     
かおり   まず一個下の後輩と一緒にやるっていうのがすごいよね。
     
ながい   高校のときなんかは、
みんなニルヴァーナのカバーとかやって、
イエー!とか言ってるのに
一人でオリジナル曲を弾き語りでやってたりして(笑)
     
そめや   (笑)
おれもニルヴァーナやってたけどね。
     
   
     
ながい   それで、しかもそのライブ、
ほんとはバンドでやろうとしてたのに
周りのメンバーがやりたくないとか言って
帰っちゃったりして。
     
全 員   (笑)
     
ながい   そういうオリジナル曲をやるのは
ださいって思いましたけど
同時にすごい!とも思いましたね。
     
むふむふ   ほんとは自分もやってみたかったんですね。
     
ながい   おもしろい話があって、
染谷先輩が一人で学内コンサートで歌ったときに
みんな可哀想だから手拍子とかするじゃないですか?
     
むふむふ   はいはい、しますよね。
     
ながい   そしたら染谷先輩が演奏中に
「手拍子やめてください」って言って(笑)
     
そめや   いや、手拍子がずれてて気持ち悪かったんですよ。
     
   
     
かおり   みんなやってくれてるのに(笑)
     
そめや   テンポが違うよ、って(笑)
     
全 員   (笑)
     
    第十二回「作曲法」につづく
     
連載後配信されるメールマガジンにインタビューの番外編を収録します!
また、Lampの1st〜3rdアルバム、音源集「残光」とさらに特別に用意した秘密のCDRが当たるプレゼントについてのお知らせもしますので登録をされていない方はいまのうちに!
詳しくはこちらから!