ふむふむ   小さい時はどんなものが好きでしたか?
     
いそがい   子供のころは今よりもっと
空想に暴走していたので
ごっこ遊びが好きでした。
     
むふむふ   空想に暴走(笑)
     
いそがい   普通小学校5、6年になったら
人形遊びとかしないじゃないですか。
     
ふむふむ   僕らだとゲームばっかりしてましたね。
     
いそがい   私は中学校1年生くらいまで遊んでました。
シルバニアファミリーとかで。
     
ふむふむ   ええ、中学生ですか!
本棚に妖精の本が入っているのが見えるんですが、
妖精の世界も好きだったんですか?
     
いそがい   そうですね、妖精の本は
妄想力をますます育てましたねー。
     
むふむふ   妖精の本が今も普通に本棚に
並んでいるところがすごいですね。
     
いそがい   昔バンドをやっていた時、
メンバーにその本を見つけられて
「なんだよこれー」って言われて
解散しかけた時がありました(笑)
     
むふむふ   それはひどい(笑)
     
いそがい   ま、言いたくなる気持ちもわかりますけど(笑)
     
ふむふむ   実は、以前インタビューした
ラ・レーヌ・レネットの平井さん妖精好きで、
その時はじめて妖精のことを意識したんですが
また妖精の話がでてくるとは思いませんでした(笑)
     
いそがい   そうですね、普通に暮らしていると
妖精のことを考えたりしませんよね。
     
ふむふむ   男にしてみると女の子独特の世界ですよ。
なんか妖精の森は深い気がしますね。
     
いそがい   小学生のころって素直じゃないですか?
だから本に書いてある
妖精を呼び出すおまじないとか
本気で唱えながら寝ていましたよ(笑)
     
ふむふむ   聞いたところによると妖精語とかもあるらしい...
     
いそがい   私はそこまで学問として詳しくないんですけど
私の持っていた子ども向けの本では
フェアリーランドにはお人よしの王様と
ちょっぴりやきもち焼きな王妃様をはじめ
いろいろな妖精がいるんです。
     
むふむふ   妖精に種類があるんですか?
     
いそがい   人間の世界と同じで、
ひとりひとり名前が付いていて
それぞれの性格と特性があるんです。
ミンミンは勉強が好きとか、
ハーモニアは声がきれい、とか。
     
むふむふ   へ〜やっぱり奥が深いんだ。
妖精の魅力ってなんですか?
     
いそがい   やっぱり物語としておもしろいし、
本当にいるかもしれないのがいいんです。
イギリスやアイルランドでは
たくさんの目撃談もあるし。
     
むふむふ   キャラクターの設定があるくらいですもんね。
     
いそがい   その本は、普通の女の子がある晩
フェアリーランドに行って
松ぼっくりの妖精と
出会うところからはじまるんです。
     
むふむふ   へ〜おもしろいかも。続きが知りたい。
     
いそがい   語り出すと1時間くらいかかるので割愛します(笑)
あ、もっと大きくなってから出会った本で
ものすごく本格的な妖精の本もあるんですよ。
著者が東京、西多摩郡の奥で見つけた
「妖精古地図」を基に書いたものなんです。
     
   
     
いそがい   妖精の病気とか葬儀についてとかも
語られている手引書なんですよ。
     
むふむふ   なんですかそれは!?
葬儀って!
     
いそがい   他にも、ツキヨタケを食べると羽が青白く光る、とか
雌雄の見分けかたとか、いろいろ載っています。
     
ふむふむ   男の子の場合、
ファンタジーも読むんだけど
どっちかっていうと戦闘系が好きな感じで
あんまり妖精って目が向かないんですけれど、
今お話を聞いてみて
すごく興味が湧いてきましたね。
妖精の世界のコンテンツを
つくろうと思ったくらい(笑)
     
いそがい   それは是非つくってください!
そうなるとふむふむのの森さんは
「いつも妖精のことを
 考えている男の子たち」になりますね。
フェアリーランドにいつか行けそうです(笑)
     
ふむふむ   フェアリーランド!ぜひ行ってみたい(笑)
しかし、妖精トークがここまで
盛り上がるとは驚きです。
     
いそがい   こんなに妖精のことを話合うことも
なかなかないですからね。
     
ふむふむ   ごっこ遊びって中学生ぐらいになるとさすがに
子供っぽいってなると思うんですが
それでも妖精のことなんかを空想してたり
人形遊びをしている感じだったんですか?
     
いそがい   私はそれを永遠にしろと言われれば
永遠にできたと思うのですが、
でも、中学生にもなるとだんだん
一緒にやってくれる人がまわりにいなくなって。
妹は4歳年下なのにすごく現実的だったし。
そんなわけで空想は心の中に留めるようになり
無事に現実世界の一員となりました(笑)
     
むふむふ   一番多感な時期だけれども磯谷さんの
空想はそこで終焉を迎える…
     
いそがい   あ、でも今すごく恥ずかしい話を
思い出してしまいました…
     
むふむふ   え、何ですか!?
     
  vol.12 「空想はつづく」につづく