ふむふむ   お話を聞いていると、その頃の人形劇業界は
ものすごく盛り上がっていたようですね。
     
さとう   ちょうど人形劇を全国的に広げようとする運動が
ものすごく盛んだった時期で、
“全日本人形劇フェスティバル”っていう
催しがあって、アマチュアもプロも関係なく、
日本中の人形劇団が集まったりしてたんです。
     
ふむふむ   おもしろそうですね。
     
さとう   そこでプーク以外の劇団とも知り合って、
ますます人形劇とのつながりが深くなったんです。
ものすごい祭典でしたね。
     
   
     
ふむふむ   その頃以前の人形劇っていうのは
あんまりメジャーじゃなかったんですか?
     
さとう   それ以降もメジャーじゃないんですけどね(笑)
     
ふむふむ   あらら(笑)
     
さとう   その辺はあいかわらずで。
だけどいろんな人形劇団との
横のつながりができたんですね。
     
ふむふむ   へえ。
     
さとう   あと、国際人形劇連盟というのがあって、
これに1958年にプークは加盟してるんです。
川尻さんが出かけていって。
だから日本でも世界でも
つながりができた時代なんです。
     
ふむふむ   川尻さんの精力的な活動はすごいですね。
     
さとう   学生の僕たちは2年生くらいになると、
みんな進路を考えはじめて、
気持ちが揺れるんです。
     
   
     
ふむふむ   悩みますよね。
     
さとう   でも、そんなときに川尻さんが
うわーっとみんなをあおって、
「プークへ来い」と(笑)
     
ふむふむ   誘ってもらったんですね。
     
さとう   ちょうどその頃、
プークは劇場を建てようとしていたんです。
さっき岸本も言っていたんですけど
いろいろ大変な頃で、
劇団員が辞めていってしまって、
人手不足だったんです。
だから学生を人形劇に
取り込もうとしてたんですね。
     
ふむふむ   ふと疑問に思ったんですけど、
どうして川尻さんはそこまでして
人形劇に入れ込んでたんですかね?
     
きしもと   それはお兄さんの影響が
強かったんだと思いますね。
     
ふむふむ   あ、お兄さんがいらっしゃったんですね。
     
きしもと   元々プークはサークル活動の一環として、
大人のための人形劇からはじまったんです。
その時のメンバーの中で
職業として人形劇をやろうとしていた人が、
川尻東次(かわじりとうじ)で、
川尻泰司の兄なんですよ。
でも東次さんは若くして亡くなってしまうんです。
そんなこともあって、
お兄さんの影響が強いのかもしれないですね。
     
ふむふむ   そうだったんですか。
     
  第6回 「子どもには役者は見えてないんです」につづく
     
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7月と8月に新宿のプーク人形劇場で公演があります!2作同時公演なのでたっぷりとプークの人形劇の魅力を堪能できますよ。また、今回入場料特別割引があります。詳しくは下記をチェック!
 

  『くまの子ウーフ』

「ぼくはくまの子。
 うーふーってうなるから
 名まえがウーフ」

くまの子とおかあさんのあたたかいふれあいを中心にした5つのお話。ユーモア、時に幼い悲しみもあるウーフの「不思議」の世界がいきいきと伝わる人形劇です。


『ダンボールくん』

「みんなの
 すぐそばにあるダンボール
 どこにでもあるダンボール
 そんな「ダンボールくん」が
 ある日でかけたステキな旅」

あたたかくて素朴なやさしい音楽にのって、にっこり笑顔、ホッと心があたたまるやさしい物語です。

入場料 3000円(税込)/ 全席自由 /
3歳以上均一料金(団体割引・65歳以上割引あり)
詳しくはこちら。http://www.puk.jp/
 

上記公演について、プークさんのご協力により入場料の割引があります。プーク人形劇場の受付で「ふむふむの森を見た」と言ってもらえれば、入場料3000円(税込)のところが、2700円(税込)になります!ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。