ふむふむ   劇場をつくったからには
たくさんお客さんに来て頂かなくちゃ
いけないですよね。
     
さとう   それが大変なんですよ(笑)
開演前に幕の隙間から客席を見るんですよ。
     
ふむふむ   ええ。
     
さとう   小声で「6人だ〜」とか言うんです(笑)
     
ふむふむ   あはは(笑)
     
さとう   「ふたり増えた〜」とかね(笑)
     
全 員   (笑)
     
   
1960年代のポスター。元黄門様、西村晃さんが!
     
きしもと   とにかく1桁でしたよね。
     
さとう   そう、1桁。
     
ふむふむ   えー、そうなんですか?
     
きしもと   ええ。 10人いればいいほうでしたよ。
     
ふむふむ   その頃の上演サイクルは
どんな感じだったんですか?
     
きしもと   ほとんど土日は上演してましたね。
その頃の方が今より多いです。
     
ふむふむ   で、1桁平均だったんですね。
     
きしもと   そう。
で、役者は今より多く出てますからね、
5人くらい出てて、
でもお客さんが4人とか(笑)
     
全 員   あはは(笑)
     
きしもと   お客さまより役者の方が
多かったりしたんですよ。
     
   
1970年代のポスター。
     
ふむふむ   バッヂを3つつけてる子どもたちは
来てくれなかったんですか?
     
さとう   いや、それは全国にいるから。
     
きしもと   はじめてしばらくは採算を求めなかったんです。
運動の拠点として、
「人形劇のお城」として活動してたんですよ。
     
ふむふむ   それはすごいですね。
     
きしもと   だから10年くらい、1970年代は
のどかな感じでやってましたね。
     
ふむふむ   あ、そうだったんですか。
でも70年代って子どもも多かったですし、
テレビでも人気があったんじゃないですか?
     
きしもと   やっぱり知名度の問題もあったりとか。
     
さとう   人気はあったんですけど、
入場料の問題もあるんですよ。
人形劇はお金を払って観るものじゃない、
っていうような(笑)
     
ふむふむ   ああ、そこに壁があるわけだ。
     
   
1970年代のポスター。
     
さとう   ヨーロッパなんかでは、
国が劇場、劇団を助成してるんですよ。
劇団員はお金の心配をしなくていいんです。
子ども達は安い入場料で観れるんです。
     
ふむふむ   うんうん。
     
さとう   そういうのを理想としてたんですけど、
現実は入場料800円くらいでやってました。
     
きしもと   子ども700円、大人800円くらいだったかな。
     
さとう   だからどれだけ人形劇が全国展開しても、
都内の劇場に集客するっていうのは、
なかなか難しかったんです。
     
ふむふむ   なるほどね。
     
さとう   でもそれでもなんとかやってきたから
今があるんです(笑)
     
  第9回 「人形という存在」につづく
     
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7月と8月に新宿のプーク人形劇場で公演があります!2作同時公演なのでたっぷりとプークの人形劇の魅力を堪能できますよ。また、今回入場料特別割引があります。詳しくは下記をチェック!
 

  『くまの子ウーフ』

「ぼくはくまの子。
 うーふーってうなるから
 名まえがウーフ」

くまの子とおかあさんのあたたかいふれあいを中心にした5つのお話。ユーモア、時に幼い悲しみもあるウーフの「不思議」の世界がいきいきと伝わる人形劇です。


『ダンボールくん』

「みんなの
 すぐそばにあるダンボール
 どこにでもあるダンボール
 そんな「ダンボールくん」が
 ある日でかけたステキな旅」

あたたかくて素朴なやさしい音楽にのって、にっこり笑顔、ホッと心があたたまるやさしい物語です。

入場料 3000円(税込)/ 全席自由 /
3歳以上均一料金(団体割引・65歳以上割引あり)
詳しくはこちら。http://www.puk.jp/
 

上記公演について、プークさんのご協力により入場料の割引があります。プーク人形劇場の受付で「ふむふむの森を見た」と言ってもらえれば、入場料3000円(税込)のところが、2700円(税込)になります!ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね。