ふむふむ   レネットの洋服からはフレンチっぽいテイストを
感じるのですけど
きっかけみたいなものはあるんですか?
フランス映画からきてるのかな、と思ったのですけど。
     
なかむら   どうしてですかねー。
でも私はフランス映画はそんなには観ないんですよ。

フランスの映画は映画としてみると、
それほど好きなわけではないんです。
ビジュアルがきれいでかわいくて、
すごく好きいうのはありますけど、
独特じゃないですか、フランス映画って。

     
ふむふむ   そうですよね。
     
なかむら   私は映画としてはそこは求めてないんです。

じゃあなぜフレンチなのかなって考えると
時代とかもあるかなあって思ったんです。
学生時代に古着がすごく流行りませんでした?

     
ふむふむ   あー、流行りましたね。90年代ですよね。
     
なかむら   古着が盛り上がってた頃って
アメリカものかフランスものか、って
分かれてたじゃないですか?
そこで選ぶときにわたしはフレンチに偏ってたんです。
そこからフレンチを意識しはじめたのかもしれません。
学生時代のバイト先もフレンチ専門の古着屋さんでしたし。
     
ふむふむ   なるほどー。
     
なかむら   だからその頃古着が流行ってなかったら
どっちにいってたかはわからないですね。
だから時代もけっこう大きいかなって思いますよ。
     
   
     
ふむふむ   すごくその説明はわかりやすいですよ。
納得がいくなあ。
じゃあお二人は古着にどっぷりはまってたんですか?
     
ひらい   わたしはそうでもなかったですね。
うーん、わたしの場合は音楽とかの
サブカルチャーの影響からかもしれないですね。
     
ふむふむ   そういう時代でしたよね。
     
ひらい   そうですね。もともと中学生くらいの頃から
カヒミカリィさんの音楽とかを聴いてたんですけど、
そこからどんどん繋がっていく感じで
イギリスやスウェーデンの音楽とか、
好きな映画の世界とか、ライフスタイルとか、
もちろん洋服もなんですけど、
わたしの中で統一された世界がだんだんできてきて。
     
ふむふむ   サブカルチャーどっぷりですね。
     
ひらい   あの頃はLOGOSに行くのがすごく新鮮で
本や写真集をみて刺激を受けたり。
イベントもたくさんありましたし。
で、フランソワ・トリュフォーの映画が好きで、
フランス映画なのに色がすごくきれいなんです。
中村と一緒でストーリーが好きなわけでは
ないんですけどね。
     
ふむふむ   あんまりストーリーもハッキリしないものが
多いですものね。
     
ひらい   そうですよね。でもあの空気感が好きで。
家で観ていてもちょっとほかの映画を観るのとは
違う感覚で、けだるかったり、ゆったりしていたり、
そういう部分が好きなんです。
     
   
     
ふむふむ   なるほど、サブカルチャー全盛時代ですよね。
ちなみに中村さんはサブカルチャーについては?
     
なかむら   そこは平井と大きく違うところですね。
年齢はわたしのほうがひとつ上なだけですけど、
ちょうどサブカルチャー全盛のころは
たぶん進路とかで、もっとリアルな現実を
生きてたんだと思うんです(笑)
だからサブカルチャーにどっぷりっていうことも
ないですし、わたしの場合、洋服と音楽は
リンクしてるわけでもないですね。
     
ふむふむ   そうなのですね。ここでもお二人は
ちょっとタイプが違うみたいですねー。
     
    vol.06につづく
     
     
   

【ラ・レーヌ・レネット 2007年春のコレクション展】


2007年1月の第2週目〜月末までの毎土・日・月に開催!
みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね!

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【これまでのインタビュー】
2007年1月19日 vol.01 小粋な服とエスプリ
2007年1月22日 vol.02 役割分担について
2007年1月23日 vol.03 作業と材料
2007年1月24日 vol.04 きっかけは妖精!?
2007年1月25日 vol.05 古着とサブカルチャー