ふむふむ   レネットの洋服は女性らしさを大事にしたい、
というのはどうしてなんですか?
     
ひらい   最近は女性の洋服もメンズライクなものが多いですけど
やっぱり女性に生まれたのだから、
大事にしたいっていうのはありますね。
     
ふむふむ   さっきのお母さんウケっていうのに
象徴されてる気がするんですけど、
最近のメンズライクなファッションには
お母さんの世代だとちょっと違和感がありそうですものね。
     
なかむら   それはあるでしょうね。
     
ふむふむ   逆にメンズの服をつくることには興味はあるんですか?
     
なかむら   興味がないわけではないんですよ。
メンズの雑誌好きですし。
     
ふむふむ   え、そうなんですか?
     
なかむら   好きですねー。
     
ふむふむ   ちなみにどんな雑誌を?
     
なかむら   えっと、Beginとか(笑)
     
ふむふむ   あー、そうなんだー(笑)
     
なかむら   あれはすごいですよね。
教科書並みの情報で知識がつきます。
     
ふむふむ   確かにすごいですよねー。
     
なかむら   そこまで書くんだ、って驚きます。
素材の名前とか加工の方法とか書いてるでしょ。
     
ふむふむ   ああ、確かにマニアックですよね。
     
なかむら   そうそう、マニアック。
他にはふつうにMEN'S NON-NOとかHUGEとか
イメージ的な写真が多い雑誌が好きですね
     
ふむふむ   意外ですねえ。
     
なかむら   メンズに関してはそういう雑誌も好きなんです。
     
ふむふむ   それはレディースのレネットととは
全く別の興味って感じですか?
     
なかむら   別ですね。
つくりが全然違うと思うんですよ、レディースとは。
ラインが違うので参考にはなりえないんですけど
ポケットとかボタンの感じとかの違いがおもしろいんです。
     
ふむふむ   なるほどね。それはレネットでの洋服づくりに
活かされたりすることもあるんですか?
     
なかむら   例えばポケットがかわいいからといって
ダイレクトに参考にするのはむずかしいですね。
     
ふむふむ   そっかあ。
     
なかむら   活かすとするならばものすごく細かいところですね。
ステッチをダブルにしたりとか。
最終的に残るところはそういうものすごく
細かいところくらいしか活かせなんですよ。
     
ふむふむ   なるほどね。
その差ってすごく大きいんですね、
つくってる側からしてみると。
     
ふむふむ   そうですね。
でもそう思うとレディースの服よりも
メンズの服から受けたイメージのほうが
レネットのデザインに活かされてるのかもしれないですね。
     
ふむふむ   あー、そういう小さい部分の積み重ねでも
変わっていきますよね。

でもあらためて考えるとレディースの洋服は
メンズライクなものから女性的なものまで
いろんなブランドがありますよね。

     
ひらい   バリエーションが豊かですよね。
     
ふむふむ   メンズはあまり選択肢がないんですよ。
男っぽいものが圧倒的に多いし、
色もベーシックなものしかほとんどないですし。
     
なかむら   それはそうかもしれませんね。
     
ふむふむ   だから逆に僕はレディースの雑誌を読むんですよ、
FUDGEとか(笑)
     
なかむら   あ、そういう男の人の意見もあるんですね(笑)
     
ふむふむ   そのほうがしっくりくるんですよ。
レネットにメンズのラインができたら着てみたいですもの(笑)
     
     
    vol.10につづく
     
     
   

【ラ・レーヌ・レネット 2007年春のコレクション展】


2007年1月の第2週目〜月末までの毎土・日・月に開催!
みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね!

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【これまでのインタビュー】
2007年1月19日 vol.01 小粋な服とエスプリ
2007年1月22日 vol.02 役割分担について
2007年1月23日 vol.03 作業と材料
2007年1月24日 vol.04 きっかけは妖精!?
2007年1月25日 vol.05 古着とサブカルチャー
2007年1月26日 vol.06 デザインとパターン
2007年1月29日 vol.07 ごはんと似てる
2007年1月31日 vol.08 女性らしい洋服
2007年2月1日 vol.09 メンズの雑誌