むふむふ   トヨクラさんは大阪に住んでいらっしゃいますけど、
この土地だからこそ、っていう気持ちはあるんですか?
     
とよくら   大阪にはこだわってますね。
     
むふむふ   あ、そうなんですね。
     
とよくら   東京は住みたいとはあんまり思わないんですよ。
大阪の、しかも地元のここ(大阪府茨木市)に
居続けたいというか。
     
むふむふ   ほー!
     
とよくら   もっと知らないことがたくさんあるんじゃないかな、
って思うんです。
     
むふむふ   うんうん。
     
とよくら   自分の街に誇りというか思い入れが
どんどん強くなってきてますね。
     
むふむふ   昔より強く意識するんですね。
     
とよくら   近所に松沢池っていう池があるんですけど、
ふつうの池なんですけど、僕にとっては
昔から釣りをして遊んだり、通ったりしてきたわけです。
     
むふむふ   そうですよね。
     
とよくら   それは楽しい日も悲しい日も、
松沢池の横を通って暮らしてきたから、
思い入れもすごくあるんです。
     
むふむふ   そうですよね。
     
とよくら   だからここにいないとできないことが
あるんじゃないかな、って思うんです。
     
むふむふ   なるほどね。
     
とよくら   そういう気が・・・しますね・・・
     
むふむふ   あれ?なにかちょっと迷いみたいなものを
感じますけど(笑)
     
とよくら   うーん、この考えは「逃げ」ととらえられてしまうかな、と
思ったりもして・・・
     
むふむふ   どういう意味でですか?
     
とよくら   新しい環境へチャレンジしようとしない、
っていう意味でね。
     
むふむふ   あー、なるほど。
でも僕が感じたのは、作品を観ていても
トヨクラさんは単純に大阪が好きなんじゃないかな、って
思ったんですよ。
阪急電車が登場する作品があるじゃないですか?
     
とよくら   あー、はいはい、ありますね。
     
むふむふ   ああいうのとか、
好きじゃないとやらないだろうな、って、
思うんですよ。
     
とよくら   あはは(笑)
いや、ふつうに日常的にありますから。
でも、僕は思うんです、
100年後とかは、もっと地域社会になる、
と思ってるんです。
なってほしいっていう願いでもあるんですけどね。
地方分権になって。
     
むふむふ   ほー。
     
とよくら   昔みたいに街ごとに成り立っていて。
ドイツとかは街ごとに城壁で囲まれてたりしますしね。
     
むふむふ   へー。
     
とよくら   イラストレーターも東京が多いんですけどね。
大阪から東京に出て行った人たちが、
戻ってくるくらい盛り上げたいですね。
     
むふむふ   おもしろいですね。
期待してます!
     
  おしまい

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